エジプト神話のアヌビスという神は、通常イヌの姿をしている。
アヌビスは「死者の神・ミイラ作りの神・聖地の神・埋葬地の神」とされ、夜になるとミイラを悪しき神々から守った。
古代ギリシャ・ローマとケルトの神話では、イヌは治療・狩猟・死と関わりがあった。 これはイヌが自分の体を舐める「自己治癒力」や、 ゴミの中から食べ物を漁る習性、狩猟における役割などから考えられたと思われる。
ウェールズ・アイルランド神話には、超自然的力を持つ猟犬がよく登場する。 神々が猟犬を従えていることもある。
異教ケルトのガリアとブリテン島には、イヌの儀式と生贄の証拠がある。
異教ケルト・ヨーロッパで崇められていた神々の多くは、イヌを従えたり、イヌの像を供物として捧げられていた。  イヌは守護と忠誠のシンボルであった。