エジプトでは、カギは神々や王や高官たちの持っていた笏だった。 もっと古い、人間の身の丈ほどある笏は羊飼いの杖だった。 後に羊飼いの神アネジティの持ち物だった。 この杖から、はっきりと「カギ状」になった、有名な小さな形のものが 生まれた。 文書によるとこの笏は「支配する」ことを意味した。 中王国時代、この杖はオシリスのシンボルとして 棺の帯状装飾に用いられた。